コロナの影響(一斉休校)を受けた学童の現状

2月の終わりに宣言された学校一斉休校。

3/2(月)から急に休みになることになって、受け皿として白羽の矢が立った保育所たち。

 

喉元過ぎれば熱さ忘れる

 

その言葉通りもうニュースにも上がらなくなった。

ということで、学童で働いている者の使命として現在の学童の状況を書いていきます。

 

 

 

◇学童紹介

簡単にうちの学童の紹介をします。

児童40名 指導員(午前・午後各)5名配置

地方都道府県(コロナの感染者は少ない県)

 

一般の貸事務所的なところで保育を行なっております。特に学校に隣接していたり、敷地の中にある建物ではありません。

 

3/2から小学校は休校という対応でした。

 

◇学童での対応

・人員確保(シフト決め)

・お弁当の発注

・コロナ対策

 

 

○人員確保

3/2の週は1日保育するだけの指導員が確保出来ず、13時〜の開所となりました。

以後、3/9からは全て1日保育の対応になります。

 

〈普段から学童は14時〜19時の開所することが多く、1日保育だと朝の7時30分〜19時までなので単純に人員が倍必要になる。〉

 

1日保育になるのは小学校で長期休みと呼ばれる期間です。夏休み、冬休み、春休み、この3つになります。

夏休み(1ヶ月半) 7月3週目〜8月

冬休み(2週間) 12月23日〜1月8日

春休み(2週間) 3月24日〜4月7日

 

今回はこの春休みの3週間前に急遽一斉休校の案内が出た形になります。

つまり、2週間程度から1ヶ月半になりました。シフトも春休みの分が整うかどうかというタイミングでした。

 

見てもらったら分かる通り1日保育を長期的に行うのは1年を通してとても局所的です。どこの学童も長期は学生のアルバイトに頼らざるを得ない状況になっています。主婦の方でお金を稼ぎたいっていう人は学童なんてアルバイト選びませんからね。

 

なんとか至急連絡を取りつけ、2週目からは出てもらえそうなので1日保育の算段がつきました。

 

実際どうなのですかね?高校生・大学生をバイトにしてしまうとさらに一斉休校の意味合いがどんどん低くなっているような気もしますが・・。背に腹は代えられません。

 

 

○お弁当の発注

次に問題になってくるのはお弁当ですね。うちの学童ではお弁当を注文することが出来るようになっています。平常の1日保育であれば約半数の子どもがお弁当の注文をしている状況です。

 

保護者の方も家を出るのが早かったりするため、なかなか毎日作ってあげるのはしんどいという家庭もあります。(お弁当を無理に「作りましょう!」と強いるのは保護者が疲弊し、それが子どもに伝わり家庭ごと疲弊していくことに繋がります。)

 

 

弁当屋さんの事情もあります。今日注文されて明日からはいどうぞ!というのはなかなか難しいものがあります。なぜなら、材料の発注という作業があるからです。キャンセルに関しては(被害の有無はさておき)前日でも可能ですが、作るとなると材料がなければどうにも作ることは出来ません。

 

うちは1週目はお昼からの開所だったのでお弁当の必要がなく、2週目からはお弁当屋さんが対応して下さったのでなんとかお弁当の問題もクリアできました。

 

 

 

 

今日もゆるく頑張りましょう♫無理は厳禁ですよ!!!

 

※コロナ対策については文字数が多くなってしまうので、また明日の記事に書かせていただきたいと思います。